主な出演アーティスト

KEIKO LEE


 1995年のデビュー作「イマジン」以来、ライヴ盤、ベスト盤を含む26枚のアルバムをはじめ、多くの作品をリリースしている。 存在感のあるヴォーカル・スタイルとディープ・ヴォイスが評判を呼び、共演したミュージシャンから「楽器と対等に渡り合える歌手」と絶賛され、その即興性と瞬発力にすぐれたパフォーマンスの評価は高い。2001年、日産ステージアCMソング「ウィ・ウィル・ロック・ユー」の大ヒットで幅広いファンを獲得。 翌年に発表したベスト・アルバム「ヴォイセズ」は累計25万枚のヒット作となった。2003年、ジャズ専門誌主催「日本ジャズメン読者人気投票」では女性ヴォーカル部門の第 1位(13年連続/通算15回)に加え、総合部門の頂点でもある「ジャズマン・オブ・ザ・イヤー」「アルバム・オブ・ザ・イヤー」の三冠の快挙を達成し、国内はもとより香港・台湾・韓国などアジア地域でも人気を博す。アルバムデビュー10周年を迎えた2005年には、長年の活動を支えてきたファンの声を反映したベスト盤、「ヴォイセズ・アゲイン」をリリース。2012年、国内外5人の男性ヴォーカリストとのデュエットで話題となった「ケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズ2」をリリース。2015年 11 月、アルバム・デビュー20周年記念アルバム「LOVE XX」をリリース。生誕100周年を迎えたビリー・ホリデイとのヴァーチャルデュエットも収録され話題に。2019年12月、アルバム「ザ・ゴールデン・ルール」を発売。2020年10月、アルバム・デビュー25周年記念アルバム「ケイコ・リー・ライヴ・アット・ジャズ・イン・ラブリー」をリリース。2022年10月、4枚目のベスト・アルバム「ヴォイセズⅣ」をリリース。その他 CM 楽曲、TV ドラマ主題歌などオリジナル作曲にも定評があり、また多重録音のヴォーカル・アレンジも自ら手掛ける等、多方面にて多彩な才能を発揮している。実力・人気ともに No.1 ジャズ・ ヴォーカリストとして国内外でその地位を確立している。

鈴木良雄


 1946年長野県木曽福島生まれ。音楽家の両親の下、幼少の頃からバイオリン・ピアノに親しむ。早大モダンジャズ研究会ではピアノを担当。卒業後渡辺貞夫に師事。彼のバンドへの誘いもあってベースに転向。1969年~73年の間、渡辺貞夫、菊池雅章のグループで活躍。73年渡米し、74年スタン・ゲッツ・グループ75年~76年アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのレギュラーベーシストとして活躍。同時にクラシック作曲法を学び、ジャズのフィーリング、クラシックの素養、日本人としての感性をミックスさせた独自の世界を築く。1985年帰国後、自己のグループMATSURIを結成し再び日本を舞台に活動を開始。1993年にEAST BOUNCEを結成、同グループ初アルバム「Kisses on the Wind」をリリース。2001年に新グループBASS TALKを結成、新たな音世界に挑戦し続け、2004年10月には「MOON AND BREEZE」を発表。2005年6月にはBASS TALKでEU公演を行い、エストニアNUMME JAZZ FESTIVAL出演を始め、スウェーデン・ラトビア等2週間に渡ってのツアーを行い好評を博す。2010年1月に南里文雄賞を受賞。2008年2月に若者たちとのバンドGENERATION GAPを結成。2015年3月にファーストアルバム「Generation Gap」リリース。現在は2019年に結成したTHE BLENDの活動を本格化し新たなる音宇宙への挑戦を続けている。2022年4月には新譜「Five Dance」をリリース。かつてのSWING JOURNAL誌「日本ジャズメン読者人気投票」では数年にわたりBASS部門の1位に輝く。‘チンさん’のニックネームでミュージシャン・ファンから親しまれ、日本ジャズ界のリーダー的存在である。

巡〜MeguRee〜【メンバー:Ree (吉岡りさ) Meme (土屋恵)】


 世界第2位のアコーディオンデュオユニット‼︎ 2015年6月に結成。2017年10月「第7回JAA国際アコーディオン・アンサンブルコンクール」最優秀賞受賞。アコーディオ二ストcobaが主催するアコーディオ二ストの登竜門「Bellows Lovers Night 」に5回連続出演。2018年11月9日デビュー・アルバム「ACCORDION ACCORDION」をリリース。2019年10月台湾「World Music Festival 2019」に出演。2020年イタリアのアコーディオンの聖地で約半世紀続いているコンクール「第45回PIF国際アコーディオンコンクール」ワールド部門にて、第2位受賞。2022年世界2位受賞記念CD「Eyes of the Mirror」リリース。現在、様々なミュージシャンと共演し、イベント、ライブ、メディア出演等、全国各地にて幅広いジャンルで演奏活動中。

山下 伶


 クロマチックハーモニカ奏者。埼玉県出身。桐朋学園芸術短期大学音楽専攻(フルート)卒業。卒業後クロマチックハーモニカの音色に魅せられ、日本を代表するクロマチックハーモニカ奏者の徳永延生氏に師事。2014年第34回 F.I.H.JAPAN ハーモニカ・コンテスト総合グランプリ受賞。2016年には、ビクターエンタテインメントよりアルバム「Beautiful Breath」でメジャーデビュー。2018年に発売したアルバム「Dear Darling」がジャズ専門雑誌 JAZZ JAPAN AWARD 2018制作企画賞受賞。2021年4月、5枚目のメジャーアルバム「Fantastic Films」を日本コロムビアよりリリース。クラシック、ポップス、ジャズ、ラテン、映画音楽、歌謡曲のジャンルを問わず多彩なレパートリーにアプローチし、いずれも高い評価を得ている。